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EX-REPORT
関東大学リーグ戦、筑波大学が優勝!!

- ★優勝★
- 筑波大学
- 2位
- 日本大学
- 3位
- 日本体育大学
- 4位
- 専修大学
- 5位
- 中央大学
- 6位
- 法政大学
- 7位
- 拓殖大学
- 8位
- 青山学院大学
筑波大学選手がいっせいに沸きあがる。優勝の瞬間だ。が、そこはコートの上ではなかった。
関東大学リーグ戦の最終戦。第一試合は筑波大学VS拓殖大学。筑波大学はこの試合に勝てば優勝が決まっていた。だが、延長戦までもつれた末にこの試合、勝利をもぎ取ったのは拓殖大学。拓殖大学④安西は「目の前で優勝されるのはあまり気持ちのいいものではありませんし、日体大の連中に頼む!って言われてましたから(笑)」実際、第一試合目のこの試合、拓殖応援団の後ろには、優勝の可能性を残している日体大応援団が陣取っていた。 筑波大学④柏倉「少し気負っちゃった部分があったかもしれません。」
この試合に負けた筑波大学は、3試合目に控えている日本大学VS専修大学の結果を待つのみとなった。このカード、前日は日体大が勝っている。最終戦までの成績を見ても日体大が有利と言う見方が強かった。 日体大VS専修大学の試合が始まった。序盤は日体大がリードする。が、今日の専修大学は違った。一試合目の拓殖大学のように負けて目の前で優勝は見たくないといわんばかりに、⑮中川の3ポイント。⑫波多野のアリウープなどで日体大を突き離す。4Qに入ったときから、この試合を見ていた筑波大学が盛りあがり始める。筑波大学④柏倉は残り3分間ぐらいで自分たちの優勝を確信したという。
結果は先に述べたように、この試合日体大が負け、筑波の優勝が決まった。昨年2部から這い上がってきた挑戦者たちは頂点に上り詰めた。
④柏倉。⑤若月、⑥斎藤の4年生トリオが、駆け抜けたリーグ戦。 ④柏倉のこんな言葉を思い出した。「一人一人がやることがわかっているんです。」チームのムードが良いことを強調した小さなキャプテンは、のどから手が出るほど欲しかった大学タイトルをひとつ手に入れた。 だが、彼の目はすでに次のインカレに目を向けていた。「次は勝って、優勝したいです。」と。

